消費者金融 大手

昔と違って今はクリーンな業界

 

プロミスは、1962年に設立された約60年の歴史を持つ大手消費者金融会社です。

 

 

消費者金融業界では、最大手のアコムに次いで2位の地位にありますが、両社の売上高は拮抗しており、いつ順位が入れ替わってもおかしくない状況にあります。

 

 

両社で業界シェアの6割を握っているとされており、業界では寡占化の傾向がますます強まっている状況です。

 

 

プロミスは、2012年に三井住友フィナンシャルグループの完全子会社となり、社名をSMBCコンシューマーファイナンス株式会社に改めました。これに伴い「プロミス」についてはサービス名として使用しています。

 

 

「プロミス」の名の由来は、企業側と顧客側がお互いに約束を守り、対等で明るく誠実な取引をするという理念から来ているそうです。

 

 

創設者である神内良一氏は、創業にあたり、客には貸せるだけ貸し、客の弱みに付け込んで大儲けする消費者金融業者が多くあった中で、顧客が返済できる範囲でしか貸さないという方針を立て、実践していました。消費者金融というと、人を破滅に追い込みかねないようなネガティブな印象を持ちがちですが、創業時からそのような同業他社とは一線を画したスタンスを持ち続けてきた企業であることがうかがい知れます。

 

 

現在でも、的確な与信こそ最大のお客様サービスであるとの創業以来の理念を掲げ、返済可能範囲内での貸し付けを実践しています。

 

 

また、自動与信システムを導入し、入力した顧客の属性により自動的に貸し付けの可否等を判断し、担当者の感情を差し挟む余地をなくすことで的確な与信を実践しています。

 

 

同時に、システムによる判断により審査スピードが向上したことで、即日融資が可能になるなど、消費者金融業界全体にも大きな影響を与えました。


 

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